2021年9月16日 (木)

体が3つほしい。

年間採集種が1番多く、採集日数が1番多くなるのが5月下旬から6月である。ギフチョウ、アサマシジミ、ヒサマツミドリ、キマダラルリツバメ、ウスバシロチョウの完全黒化型、日本1大型個体、チョウセンアカシジミ、ミヤマカラスアゲハ、北海道のリンゴシジミ、チャマダラセセリ、ジョウザンシジミ、ミヤマカラスアゲハ、奄美大島のフタオチョウなどなどそのほかにも多数あり、1種類、たとえばキマダラルリツバメなどでも生息地が多数ある。神奈川、長野県、福島県などに採集地が点在し、しかも活動時間帯が大半一緒のため何処の生息地て狙うかと考えてもなかなか決めきらない状況であり、体が3つほしいと常に想っている。私の店では年間通して採集ツアーを開催しているが4月初旬から9月初旬までの土日は大半ツアーを開催しており、6月などは平日も含めツアー予定の無い日は数日あるかないかの状況である。そんな忙しい私を見定めて、柿澤が多忙で私が柿澤から依頼され、柿澤の代行ツアーを開催しています。と偽ツアーが開催されていることも事実である。

2021年9月14日 (火)

秋のタテハが面白い

ルリタテハ、エルタテハ、シータテハ、キタテハ、キベリタテハなどタテハ類には越冬する種類が多い。キベリタテハは越冬個体群の習性が異なる程度であるが、エルタテハ、シータテハ、キタテハ、ルリタテハなどは斑紋?というより色彩が極端に異なる個体が見られる。まず習性の異なるキベリタテハから触れると、7月20日前後から羽化が始まり、8月上、中旬、さらに8月下旬から9月初旬に羽化する個体群など、年1化でありながら私の私見では3回に別れて羽化する。最初の羽化はエルタテハど同時期で羽化後2、3日は集団で林道の石垣などに集結しているが、その中に僅かな個体数のキベリタテハが混ざっている程度と個体数は少ない。マニアが採集する大半の個体群は8月上、中旬に発生する個体群。最も個体数の多い発生個体である。キベリタテハは標高800mから1000m辺りで羽化し、徐々に標高を上げるアサギマダラなどと同じ上昇蝶である。この個体群でも越冬個体は含まれるが、1番多くの越冬個体は8月末から9月初旬に羽化する個体群である。先の1回、2回目の羽化個体群は1200mから1500m前後の林道などに溜り活動するが、最後の羽化個体群はほとんど一気に尾根まで上がり、タテハとは思えないマツムシソウやキリンソウなどの花から吸蜜し、この個体群の大半が越冬個体となる。越冬個体群は最終的に9月中には産卵場所の標高1000m辺りまで下り越冬場所を探す。エルタテハは北海道産は裏面が明るく、本州産は暗っぽい焦げ茶褐色の個体が多いが、今年の個体は裏面が北海道産に匹敵するほど明るい個体から明るさ、白班の発達した個体まで、通常の安定した裏面とは異なる変異に富んだ個体が多い。ルリタテハは上翅帯状の瑠璃色の、翅の先端にある白い斑紋がライン状の瑠璃色と同様な色彩になる個体が見られる。シータテハは裏面の斑紋はほとんど変異はみられないが、この時期には思わず見惚れれような、光沢のある緑色が発達した個体が獲られる。キタテハも裏面がこの時期には個体変異が著しく、極端に言えば個体ごとに異なると言えるほど変異にとんでいる。マニアの中にはエル、ルリ、シー、キタテハなどネットインもしない方々が多いだろうが、一応ネットインをして個体変異を調べるのもたのしいのではないだろうか。

2021年9月11日 (土)

以前外国のガの展翅を依頼された方、携帯の不都合で連絡先が消滅してしまいました。展翅があがっていますので御連絡ください。

2021年8月18日 (水)

キベリタテハ

採集シーズンも終盤、これから狙える種といへばヤマキチョウ、キベリタテハ、クロコノマチョウ、ツマグロキチョウ、シルビアシジミ、ルーミスシジミなどなど。変異にこだわる人は裏面に緑色斑が極端に出現する坤六峠周辺のシータテハ。裏面に白班が鮮やかなしらびそ高原周辺のエルタテハ。裏面の色彩や斑紋が個体変異のある鬼怒川流域のキタテハ。赤点列斑紋が白点や黄色点斑なる天竜川上流のミヤマシジミ。白化傾向が著しい鬼怒川流域のベニシジミ。さらに低温期に出現するモンキチョウの黒化型、ヤマトシジミ♀の表面に青鱗が鮮やかに出現する個体など採集者自身の感覚でまだまだ採集を楽しめる。これから採集人気の最右翼はキベリタテハであろう。ここ2ー3年復活傾向が強く、特に北八ヶ岳一体。大河原峠周辺、坤六峠周辺、檜枝岐村などは個体数も多く狙い目である。狙い場所としては林道沿いのガレ場や岩場は当然ながら、石垣、橋周辺、駐車場、荒れ地空間、キャンプ場、廃屋や人家周辺、工事現場周辺などに多くの個体が集まってくる。朝早くから活動するキベリタテハは、朝方まだ気温が上がり切る前は、太陽熱の吸収の早い舗装道路など林道上や側溝に静止している個体が多い。採集成果をあげるにはトラップ使用が効果的。モモ、ブドウなどは踏み潰して、パインは輪切りから6ケ前後に切り、数個をセット。何れも周辺に匂いを感じさせたいことからセットした果物に泡盛や焼酎を掛ける。キベリタテハは地面に静止することから、トラップは地面で大丈夫。また、なかなか目にすることはないが、キベリタテハの100匹前後の集団吸水は圧巻であり、地面に大量の水を撒くのも。標高1000m前後以上の林道での狙い場所は、林道下方に林がなく、空間のある場所は発生後、標高をあげて活動するキベリタテハの蝶道となっていることが多く、このようは林道場所は狙い目となる。また、林道などに静止している個体は近づくと飛び立って、比較的近くにまた静止と、さらに飛翔個体追いかけると採集者の走るスピードで飛翔し、距離間がちじまらないなどなかなかネットインのチャンスがないので、ネットを振る瞬間、一気にスピードをあげるか、長竿なら短めに持っていた竿を走りながら伸ばしてのネットインが。たかがキベリタテハと思われるが、ネットインにはセンスが試され、採集個体数に差が出る。

2021年8月16日 (月)

お知らせ

以前、ガの展翅を依頼されている方は御連絡ください。携帯の不備で連絡先が消えてしまいましたのでよろしくお願い致します。

2021年8月13日 (金)

今年の発生状況

春先ギフチョウの発生が早かったが、4月上旬の寒波で発生状況が狂い、全体的に個体数は少なかった。当たり外れが極端で同じ種でも当たり外れが生息地により異なるなど難しい状況が続いた。当たりは福島県のギマダラルリツバメ、秋山郷や安房峠周辺のオオゴマシジミ。特に秋山郷では大型個体が多く、局地的生息地であるが、複数人入ってもひとり20ー30は容易に。不作は山梨県、群馬県各地のアサマシジミ、南北アルプス山系のクモマツマキチョウ、木曽谷のキマダラルリツバメ、新潟県のオオルリシジミ、静岡県のサツマシジミ。また、対馬はウラナミジャノメほか全般的に個体数が少く、北海道はコヒオドシ、クジャクチョウなど多産する種すら目撃が難しいほど蝶が少ないながら、オオイチモンジは局地的であるが個体数は復活傾向に。岡山のゴマシジミは個体数も多く、大型個体が多数。佐賀県のオオウラギンヒョウモンはオカトラノオウなどの花が咲き乱れる凹地さえ見つければ容易に二桁。奄美大島は3月、白化の強い低温期型のイワカワシジミが局地的も容易に二桁採集。フタオチョウも個体数は多くダラダラ7月上旬まで新鮮個体が狙えたがアカボシゴマダラは不作気味。能登半島のシルビアシジミ北限の石川県の生息地では裏面が白く、大型個体で点在する生息地では個体数は少ないながら採集できた。クロコムラサキは昨年に比べて個体数は極端に少ないながら、大型で白化傾向の強いスミナガシは通年通りの個体数。また、大型で白化傾向の強い大型のヤマキマダラヒカゲは個体数も多く、この地では珍しいオオヒカゲも個体数は少ないながら健在、黒化傾向のキタテハも個体数は多いがさらに個体数の多いのはアブラゼミ。飛び交う数にクロコムラサキも静止してもすぐ飛び立たたせられるほど。連休は雨模様で採集もままならない。

2021年7月11日 (日)

ツシマウラボシ

数年前からツシマウラボシシジミは食草のヌスビトハギが鹿の被害にあい絶滅状態というのが一般的見解であった。私が20年ぶりくらいに現地を訪れ調査をしたところ、鹿以前の原因であると思わされた。以前ツシマウラボシシジミは林道沿いや、林内の木漏れ日が差し込むような草地なと至る所にヌスビトハギが自生し、至る所でツシマウラボシが見られたものである。しかし、今は杉の木の生育か著しく、木漏れ日が差し込むような林は見当たらず、林内の地面に草さえ生えている林はない。以前杉林の木漏れ日が差し込むような林内にはこの島特産のシイタケ栽培が、高い鹿よけのネットで囲まれ、このネットの中にもヌスビトハギが多く自生していた。しかし、今は、何十年か前仕事がない頃、杉を植えると1本100円もらえた時期があり、成長した杉を材木として使用する目的ではなく、とにかく植えるとお金が貰えるということで見境なく、1、2mから3、4mの至近距離で杉の苗を植え続けたことにより、成長した杉は枝が重なり合うように、枝間にほ全く隙間もなく、暗い林内である。当然シイタケ栽培もできず、以前の飼育場は放置され荒れ放題。これでは鹿さえ林内に入ることはないだろう。木漏れ日も差し込まない真っ暗い林内、草さえも生えない林内。林道葉トンネルの中を拔けるような暗さ。これでほヌスビトハギも生えないし、当然ツシマウラボシは生きのびることはできないと私の見解である。

2021年6月17日 (木)

発生状況

発生の早かった春先も、4月上旬の寒波で状況が一変し、最近は逆に1週間前後遅れている。さらに寒波の影響か、地面で蛹化する種類、アサマシジミ、オオルリシジミ、クモマツマキチョウなどは極端に個体数が少く、近年例をみない不作である。対馬のタイワンモンシロチョウが2化の幼虫の時寒波に見舞われ全滅したことがあるように4月の寒波は多いに影響している。今年の発生状況て特に難しいのは個体数、発生時期が生息地により異なり、当たり外れが多いこと。極端に発生が遅れている種、生息地、逆に発生が早い種、生息地など様々であるが、一般的に言えるのは平地で1週間前後発生が早い傾向がある反面、山岳地帯では1週間前後発生が遅れている傾向がある。個体数の多かった足尾銅山のツマジロウラジャノメは現在最盛期を過ぎ、最盛期を迎えている種は新潟県のチョウセンアカシジミ、長野県秋山郷のミヤマカラスアゲハなどであるが、これも生息地により、末期の場所もある。発生初期は長野県飯田市のキマダラルリツバメ、福島県のキマダラルリツバメなどであるり、適度な個体数は期待できるが果たして多くを望めるかは?である。最近は以外と遅くに大当りという可能性を秘めている種、生息地もありそうだ

2021年6月13日 (日)

風をみる。

採集に行く道中、また、採集地に着いて、周辺の樹木の枝先などみて、今日は風か強いなと感じたことのある人は大半ではないだろうか。風の強弱にもよるが、かなり強い風のなかでも採りなれた場所に行き周辺で採集を試みる。しかし、蝶は風をみて風上に防風の樹木が自生し、その風下に無風状態の草地空間があれば大半の蝶はこのような場所に集まってくる。中には勇敢にも風に挑戦し、風上目指して懸命に飛翔する個体もいる。しかし、風には逆らえず正面には進ます、横に流されてしまう個体を多く目にする。このような状況では背丈の低い草花や背丈の高い草なとの場合は比較的根本近くなどに静止する個体が多く静止時間は長い。静止する個体をみつけてもネット裁きが通常通りにはいかないことも。右利きの人なら右側から左側へとネットをひと振りとなるだろうが、左側からの風の場合はその振り方でよいが、右側からの風の場合はネットが反り返ってしまい、慣れない左側から右側へのネット裁きとなる。時にはクモマツマキチョウのような習性の個体は、午前中、吸蜜などをしながら下流に下り、昼過ぎには吹き上げる沢風にのり羽撃きもせずグライダーのように舞い上がってくる個体には、ネットを個体の進行方向にだすだけでネットは風で吹き流し状況となり、個体はネットに飛び込んでくる。このように風をみて自らの活動を風任せに、労力を使わない蝶もいる。特に小型の種や飛翔力の弱い種は風が強いと自力での飛翔が難しく、風に遠方まで流されてしまう危険性から、懸命に静止し離れようとしないこともある。風の強い時間帯は飛翔活動する個体を探すのは難しく、林縁空間や窪地のような風当たりの弱い場所で、草地など軽くネットで風圧を与えると飛び出す蝶が多い。蝶も風をみていることから、蝶の気持ちになって風の影響のない場所を探すと出会える確率は高くなる。

2021年5月14日 (金)

採集ツアー

これからの5月、6月にはミヤマカラスアゲハ、ジョウザンシジミ、チャマダラセセリなどのほか春の蝶の北海道での五目採りツアー、秋山郷での超美麗なミヤマカラスアゲハツアー、新潟県でのオオルリシジミツアー、アサマシジミツアー、福島県と長野県でのキマダラルリツバメツアー、奄美大島でのフタオチョウ、アカボシゴマダラ、スミナガシ、イワカワシジミなど五目採りツアーなど各種採集ツアーを開催します。7月には対馬採集ツアーなど毎週末には大半ツアーが予定されています。各種採集ツアーはまだ参加可能ですので参加ご希望の方は早目にお問い合わせください。09092096702 柿澤まで。

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