2020年7月 8日 (水)

キマダラルリツバメ

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本格的なキマルリシズンも終盤を迎えていますが、発生の遅い、さらにダラダラ発生のこの種はまだまだ新鮮個体が多く採れる生息地も。新産地発見には1番探しやすいのがこの種でもあるため、山梨県、福島県などは40年はど前に調査し、大半解明してきたが最近でも発見できるほど生息地は点在している。私が最近新産地発見に時間を費やしているのは長野県や新潟県である。特に新潟県では阿賀町土居て新潟県では新発見と騒がれたが、この時点てすでに3生息地を発見し採集していた。その後新潟県では長岡市、小千谷市、十日町、津南町で新生息地を発見。さらに長野県栄村でも生息地を発見し、公表すれば新聞記事にもなるほどの新発見である。今年もキマルリツアーを開催し、キマルリ初採集という参加者5名を含め全員複数採集ができた。

2020年7月 3日 (金)

オオムラサキ

梅雨明けがまちどうしい7月上旬、オオムラサキは各地で発生が始まっている。ネットインした時の衝撃はフタオチョウやオオイチモンジなど大型個体特有のものがある。私のオオムラサキ採集は福島県桧枝岐村や柳津町など限られているが、時にはクロシジミ採集の帰り道などに案内で山梨県での採集もある。オオムラサキは♂♀の活動範囲が異なる生息地が多くみられ、♂♀が同一範囲内で対等に活動している生息地は多くはない。♂は活動範囲も広範囲に及び、上空を勇壮と飛び交かい、時には占有活度範囲内に飛来してきた鳥などを追尾している様は多くの採集者は目撃しているだろう。♂は生息地に自生する食樹のエノキ周辺を活発に飛翔し、枝先などに静止する。当然樹液が出ていれば群がるように集まるが、以前のように3桁前後の物凄い個体が群がるという光景に出会うことは最近ではなく、多くても20頭前後である。オオムラサキの♀は零れ日が差し込むような疎林の樹液に集中的に集まり、吸蜜に夢中になっている個体は指先でも容易に捕まえられるほどである。樹液に集まるオオスズメバチやカブトムシ、クワガタ、カナブンなどの中でもオオムラサキは1番強く、力強い羽撃きで他の昆虫を威嚇してしまう。オオムラサキは越冬幼虫採集での飼育も多くの人にされているが、食樹のエノキは水あげをせず、きり枝での飼育は非常に困難であり、成虫まで飼育しても小型個体となってしまう。オオムラサキの幼虫は選んだ葉に糸を張り巡らせ、巣というか、寝床というか、その葉から移動しながら他の葉を食し、食べ終わるとまたその巣に戻る習性があり、切枝の場合は枝を交換する度に巣を作ることからのストレスなどで小型化してしまう。野外のオオムラサキも最近は小型化が多く、これは温暖化の影響で、幼虫期間が短縮されたことにより、幼虫が大きくならず短期間で蛹化してしまうからである。オオムラサキ採集は樹液の出ている樹木を探すのが1番であるが、採集地で樹液などはなかなか探しだすことも困難で、トラップ採集が成果をあげる。トラップに最適なのは鶏糞が手っ取り早く、活動範囲内の地面に鶏糞を撒き、地面の土とかき混ぜたあと充分な水をかける。即効性がないので朝方仕掛けておくと、オオムラサキが活動を活発にする日中匂いが出て効果的である。さらに即効性があるのは桃を潰して焼酎をかけるという秘策もあるが、現地で購入しても桃は高価であり10ケ以上の桃を購入してのトラップは高いものになる。また、子供連れの採集時、樹液に静止しているオオムラサキにネットをかぶせた時、スズメバチなどがネットに入ることもあるので十分な注意が必要である。

2020年7月 2日 (木)

特別会員。採集友の会、会員

各種発生状況にバラツキがあり、全体的には1週間前後の遅れ。山梨県や福島県ではオオムラサキの発生が始まっている。今回携帯を新機種に交換したのですが特別会員や採集友の会のグループが新機種に移されず消却してしまいました。バッグアップはありますがメルアドなど全員の新機種への書き込みは大変の時間を要しますので、会員の方々がこのブログを読まれましたら、ご面倒でも柿澤宛にメールをいただけると助かりますのでよろしくお願い致します。

2020年6月19日 (金)

きみみ様

いつも後愛読頂きありがとうございます。チョウセンアカシジミの問い合わせですが見附市杉沢町、長岡市上塩、下塩、塩新町、山葵谷は条例ではないと思われますが、採集禁止の看板が設置されている地域と、看板はなくても地域の方々が一丸となり、採集を注意される地域があります。時々条例がないからとトラブルを起こしている方をみうけますが、基本的に生息地は大半私有地であり、立ち入りを禁止されると採集は不可能です。町や村などの条例は調べてありませんが、人家周辺でなの採集は避けた方が懸命です。

2020年6月18日 (木)

Re:あなたのメール「ウラクロシジミ」の投稿に成功しました。


>あなたのメール「ウラクロシジミ」の投稿に成功しました。
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>投稿内容は「蝶屋(Tefu-ya)のブログ」のブログに投稿されました。
>
>http://tefuya.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-c6ed3d.html
>

ウラクロシジミ

6月になるとアサマシジミ、チョウセンアカシジミ、ウラクロシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミ、ウラゴマダラシジミ、オオルリシジミ、キマダラルリツバメ、クモマツマキチョウ、ゴマダラチョウ、ヒオドシ、フタスジチョウ、ミヤマカラスアゲハ、オオヒカゲなどなど何処に何を採集に行くか、時間がいくらあっても足りないほと狙いに悩まされる。さらに多少緩やかになってきたとは言え、まだまだコロナである程度の規制があり、ツアーなども現地の宿などで状況を聞きながらのツアー開催である。ウラクロシジミはすでに新潟県小千谷市や見附市など発生が始り最盛期を迎えている生息地もり、個体数はここ何年かでは多い。特に新潟県ではチョウセンアカシジミ、ウラクロシジミ、フタスジなど転戦も可能である。各種生息地により発生時期が2~3週間から1ヶ月前後異なることはあるが、ウラクロシジミは早い生息地では6月初旬、発生の遅い栃木県の湯西川温泉周辺では8月に最盛期を迎える生息地があり、2ヶ月前後発生が異なる。ウラクロシジミの採集は天候にもよるが最適時間は15時前後から。林道沿いや沢筋などで活発に飛翔活動を開始する。この活動は全て♂であり、♀の採集は午前中から食樹の根元辺りから低い枝葉、周辺の樹木の低い枝先などを叩くと飛び出してくる。ウラクロシジミは広範囲に生息しているが、個体数の多い生息地は限られている。この種の活動時間差は夕方まで近くが活発化するため、チョウセンアカシジミやミヤマカラスアゲハ、時にはキベリタテハなどの帰り道、沢などと並行する林道沿いなどで狙ってみるのも。

2020年6月12日 (金)

私は蝶になる

早朝薄暗い時間帯に活動するアオバセセリやスミナガシ、クロミドリシジミ、夕方活発に活動するムモンアカシジミやキマダラルリツバメ。日中陽当たりの良い場所を好んで活動するオオムラサキやオオイチモンジ。木漏れ日が差し込むような林縁や林内を活動場としている蝶などそれぞれ時間や活動場所は異なる。さらに高所を飛ぶ蝶、低い場所を飛ぶ蝶など高低さもあり蝶採集で採集成果をあげるには活動場所、活動時間、吸蜜植物、飛びかた、たまり場など習性をある程度知る必要がある。さらに自分自身が蝶になり、蝶の目になりきることである。蝶になるとは、たとえば草地の陽当たりの良い草地があり周囲の林は木漏れ日が差し込むような粗林で、林縁には木陰が。草地脇には林道もあるというような環境でカラスアゲハなどが蝶道をつくるとしたらどのコ―スを。また、この空間を飛び抜けるとしたらどのコ―スをなど自分がその日狙った蝶になりきり瞬時にコ―スの選択をする。その為には陽当たりを好むとか、多少の日陰などを好むなど習性を理解していることが必要になる。また、樹木の高所枝先や冠部などを好んで活動場所、また、ガレ場などを活動場所としているサツマシジミやキリシマミドリシジミ、ツマジロウラジャノメなどが低地に舞い降りる場所、静止する場所などを活動範囲の環境を観察し、自分ならこの辺りと蝶になりきることで判断できる。蝶になりきると当然蝶の目になることからこの場には好きな花があるとか、占有活動をするには格好の場所であるなど蝶の目となり判断できる。習性、活動場所を知るということは意識して覚えようとすることではなく、採集時に自然と身につくことである。ただ、歩き回っていて見つけた蝶を瞬時にネットで捕獲するというタイプの方々には難しい。というのは常に蝶のみを見つけることに集中し、環境をほとんど見ていないからである。前にも記したが、一瞬遅らせてネットを振るとお勧めしたのはネットインしようとする蝶を見ている時間が長くなり、長くなるということはたいした時間でなくても飛びかた、興味をみせる草花、環境などを目にすることで無意識のうちに記憶として残る。この積み重ねが習性の理解につながり、また、蝶になりきることも可能となる。採集時にあちこちの産地で私と出会った方々は、大半私は椅子に座っている状況でわないかと。これには年齢もあるが、生息地を蝶となり一回りしてから自分が、蝶として何処で待機すれば出会える可能性が高いかを見抜いて座る場所を決めている。次々に狙った蝶が飛び出してくることもあるが、1日座っていて1匹など狙った種類により異なるが、自分が蝶になりきることで何時間でも待機できるようになった。

2020年6月10日 (水)

チョウセンアカシジミ

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春先の発生が早かった時期から3月下旬から4月上旬の寒波で各種発生が遅れぎみになり、チョウセンアカシジミも発生が遅れている。この地域の生息地を徹底的に調査した時点では30ヶ所以上の生息地を発見し、転戦しなくても1生息地で満足できる採集ができた。当時は採集者もほとんど見かけることもなく、地元の方々も親切でお茶などをご馳走してくれるほど好意的な方々が多く、庭先や耕地脇での採集に手土産を持参するほど親しくしていただいた。関東甲信越の蝶採集・観察マップに生息地を記載してから一気に採集者が殺到するようになり、採集地の大半が人家や農耕地周辺であることから、地元の方々や農作業をする方々に迷惑をかけないようにマップにも注意書きをしたが、早朝から人家の庭先に入り大声をあげての採集や、ご老人が楽しみにしている人家周辺の耕地に踏み込むなど自分本意な採集が頻繁し、塩新町などは採集禁止に。さらに庭先や耕地周辺の発生木であるデワノトネリコなどは多くが伐採された。最近は私が書いてしまったと反省しているが蛹採集がひどく、多少の蛹を持ち帰るならわかるが、オオムラサキの幼虫採集同様に食樹の根元の枯れ葉など一網打尽に持ち帰られることから生息地消滅さえある。確かに蛹採集も採集方法のひとつではあるが、モラルのある採集をお願いしたいものである。長岡市、周辺の市町村の生息地は地元在住のF氏とS氏との放卵から始まった生息地がほとんどであり、以前からこの地域に生息していた生息地は3ヶ所のみであり、山形タイプ、岩手タイプ、以前からの新潟タイプの3タイプのチョウセンアカシジミ、これからも多くの人が採集を楽しめるよう、採集がいつまでも楽しめるように生息地を大切にしていきたいと思うのは私だけではないだろう。

2020年6月 6日 (土)

イチモンジチョウ

イチモンジやアサマイチモンジには個体変異が多く見られる。極端に言えば黒化傾向が著しくみられる黒イチモンジ、白化傾向が強く、白帯班が著しく発達した個体。さらに極端に大型化した個体。黒イチモンジでは新潟県大杉千本が昔から有名であり、小学校分校の前から林道に入るとすぐ人家が2軒あり、さらに林道を進むと二俣になり、どちらに進んでも池があり、その池周辺までの林道がポイントであった。この当時は行けば白帯がほとんど焼失した個体をえる可能性が高かったが、この分校も人家ま撤去され、林道も整備されてからは極端に黒化の進んだ個体は見られなくなってしまった。最近では長野県秋山郷で著しく黒化の進んだイチモンジやアサマイチモンジが見られる傾向が強い。秋山郷ではこの2種のほかホシミスジやコミスジなども後翅下白帯班が消滅する個体などミスジ類は全般的に黒化の進んだ個体が多いが、秋山郷ではミスジ類が極端に個体数が少ない。さらに、この地域のミスジ類は他地域と異なり、飛翔スピードが極端に早くネットインもままならない。また、イチモンジの黒化個体の出現率が高いのは長野県飯田市の遠山郷も同様で、この地域ではイチモンジのみでなく、多産するミスジチョウもほとんど白帯班が消滅している真っ黒い個体なども稀に姿を見せ魅力的な地域である。大型個体の生息地としては福島県猪苗代湖町の磐梯山山麓や福島県柳津町の大谷峠なども大型個体を産する生息地である。ミスジ類の黒化型、白化型、大型個体などは生息地にこだわることなく、他種の採集時などに注意深くみていると割りと目にすることも多く、イチモンジか、ミスジかと軽く流さず興味を持ってみてみたいものである。

2020年6月 4日 (木)

アサマシジミ

そろそろアサマシジミのシ―ズンが到来する。長野県が条例で採集を禁止されていることから山梨県や群馬県などに採集者の目がむくことは必然である。私が知る範囲で山梨県には北杜市に9ヶ所、韮崎市には7ヶ所のほか、甲州市、笛吹市、芦安、富士河口湖町、富士吉田市、笛吹市などなどに40ヶ所以上の生息が点在している。さらに群馬県にも6ヶ所と生息地は多い。アサマシジミは人気も高く、以前私発行の[関東甲信越の蝶採集・観察マップ]に何ヵ所か記載したが、心ないマニアに幼虫採集を、幼虫採集を否定する訳ではないが、以前は終齢幼虫のみの採集であったが、最近は弱齡幼虫まで根こそぎ持ち帰られ生息地が絶滅まで追い込まれている産地も少なくない。また、新潟県のオオルリシジミも生息地のクララの産卵されている穂先のみでなく、クララを根ごと抜かれるなどやはり生息地の絶滅にという状況で、両種類とも採集希望者も多いことから、生息地の保護という気持ちから、採集マップへはこの2種類の生息地は記載しないことにしている。アサマシジミは6月初旬から発生の始まる生息地から6月下旬の発生地まで比較的長く採集可能である。さらに天候に左右さるずある程度悪天候でも採集できる。小雨状況ならススキなど雨露の溜まらない細い葉を好んで静止場所と選び、また、根元に空間のある多少太い草の茎などに静止している個体も見られる。アサマシジミというと草地と思い浮かべるだろうが、確かに草地にもいるが草地縁などに比較的多く、草地の場合は食草、ナンテンハキが自生する周辺の背丈の低い場所を好んで活動場所としている。朝夕は好天なら草地や周辺を軽やかに飛翔しているし、歩けば飛び立つ個体が多いが、暑い日中には活動も鈍り静止している個体も多く、草地の上などをネットで軽く風圧を与えながら歩く。さらに♀は生息地内の多少大きな木の根元の空間に静止している個体も少なくないことから、アサマシジミでは考えずらい木の根元も叩いてみたい。好天の日にはネットで探し、雨天の時は目で探す。これがアサマシジミの採集成果があげる採集法ではないかと。

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