2018年9月11日 (火)

シルビアシジミ

これから本格的なシ―ズンを迎えるシルビアシジミ。関東周辺には栃木県宇都宮市、さくら市、矢板市、河内郡上河内町、千葉県鴨川市、南房総市、館山市、山梨県南アルプス市、南都留郡富士河口湖町などに多くの生息地が点在している。しかし、主食草であるミヤコグサを100%食草としている生息地は関東周辺では千葉県館山市西川名地域、山梨県富士河口湖町のみであり、たの生息地では希にミヤコグサが僅かに自生していても主食草になるほどはなく、大半はシロツメグサが食草となっている。生息環境としては栃木県や山梨県では河原が多くの割合を占めるが、千葉県では田畑の土手、車道や農道沿いの草地、海岸などである。この両生息地の個体群は栃木県など河原を生息地とする個体群と、千葉県などの土手や草地を生息地とする個体群とでは習性、飛翔活動などに違いがみられる。河原などを生息地とする個体群は活動時には草地を嫌い、地面が露出している土手下の農道や、河原の散策道などを活動場として地面スレスレに小刻みに羽ばたきながら砂地の幅を確認するように左右にコ―ス変えながらすばやい飛翔活動を続ける。飛翔活動中は草花に静止することなく飛翔続ける。同じ場所に生息するヤマトシジミやツバメシジミはシルビアシジミとは異なり、穏やかに飛翔しすぐ草花に静止することから、小型で黒っぽく感じ小刻みにすばやく、地面スレスレに飛翔する個体がシルビアシジミである。一方千葉県などの耕地の土手や草地などに生息する個体群は現地のヤマトシジミなどと比較すると多少素早く、小刻みに羽ばたくが河原などに生息するような長距離を飛び続けることはなく、草地の上を行き来しながら草花に静止する姿も多く見受ける。草地でも背丈の高い草地では見受けることはなく、背丈が低い草地、さらに草がまばらに自生し地面が見れるような場所を好んで活動場所としている。生息地は年々減少し続けている。河原などでは発生地がススキやクズに侵略されているのが原因であり、また、千葉県では土手の草刈り、また、草地などでは地主の高齢化により草刈りが行われなくなり背丈の高い草に一面埋もれてしまうなどで消滅してしまう生息地もみうけられる。また、さくら市のように河原にわずかに自生するミヤコグサを一点に植え替え、1~2年は管理するがその後は放置され全てのミヤコグサが枯れはててしまい、当然シルビアシジミも全滅してしまうような採集禁止、保護ということを建前に見境のない一時的な保護に走る人為的な生息地消滅もある。現在シルビアシジミの条例はさくら市は全地域採集禁止、宇都宮市は地域指定での採集禁止であり、千葉県や山梨県では条例はなく採集可能である。栃木県の鬼怒川流域や千葉県の一部ではヤマトシジミとのハイブリットも出現していることから小型の個体はネットインして確認する価値はある。ハイブリッドの場合は翅形や色彩はシルビアシジミでありながら、裏面の班紋はヤマトシジミという個体。また、翅形や色彩は全くヤマトシジミでありながら、裏面の班紋はシルビアシジミという個体が代表的なハイブリッドの特徴である。

2018年9月 7日 (金)

採集友の会員

採集シ―ズンも大半終わり、今年比較的広範囲に発生し、局地的には二桁採集もできたキベリタテハもすでに越冬準備のため尾根筋でキリンソウなどからの吸蜜活動に移り、今から狙える種類は大菩薩山系や釜無山麓などのツマジロウラジャノメ、裏面に赤褐色が鮮やかなクロコノマチョウ、天竜川流域のミヤマシジミの裏面白化型、鬼怒川流域、宇都宮市側はミヤマシジミ、シルビアシジミは地域指定採集禁止されているが、採集可能な地域は多くツマグロキチョウとともに狙える。千葉県のシルビアシジミは鴨川市、南鴨川市、館山市などには多くの生息地が点在し、館山市以外の生息地ではミヤコグサは希で大半シロツメグサを食草としており、特に県道89沿いは生息地が多く狙い目である。10月に入るとヤマトシジミの♀の表面に青い齢粉が鮮やかに出現する個体。またモンキチョウの極端な黒化型なども発生する。ルーミスシジミもまだまだ沢沿いなどでは狙えるが、晴天高温の日には零れ陽が差し込むような枝先、春先まで採集可能であり寒い時期には林道と交差する沢との出会いなどは道路の反射熱で暖かいことからたまっていることが多い。目的を絞ればこれからも採集可能な蝶はいるのではと思われる。

2018年8月23日 (木)

忘年会のお知らせ

蝶屋主催の忘年会は12月1日(土) 13時~18時30分 二次会19時~22時30分 会場=なでしこ 豊島区池袋2*4*6 徳永第3ビル 2階 会費=一次会/6000円 二次会/5000円 自己紹介、今年の発生状況、個人発表、オ―クション、採集地案内など。どなたでも気楽に参加いただけます。オ―クションの出品は標本、生き物、飼育材料、採集用具、写真、文献など昆虫関係なら何でも。出品物は出品単位に小分けにし、品名、販売底値、出品者名を明記して下さい。何方でも出品できますが、時間調整などがありますので出品希望者は早めに大体の数量をお知らせください。お問い合わせは090*9209*6702 柿澤まで

 

2018年8月21日 (火)

ルーミスシジミ

猛暑の今年はルーミスシジミ採集に早くから出向いている人も多いが、大半の人は満足いく採集ができていないようである。基本的に涼を求めて移動している沢筋や沢と並行する林道などが採集ボイントであるが、通年のような採集では成果をあげることは難しい。ということは梅雨の季節から夏場にかけても雨が少なく、沢の水が通常のように流れている沢が少なく、多少の流れはあっても水溜まりのような状況で、涼しいどころか蒸し暑い状況ではとてもルーミスシジミは沢筋の下草などには降りてこない。林道などで樹木の枝先はどからの叩き出しでは通常陽当たりのよい枝さきなどを叩くだれうが、今年は日影の枝先に静止している個体が多く叩き出し採集でも考慮が必要である!ルーミスシジミ生息地周辺にはシルビアシジミ生息地が点在し、この時期にでも早い発生の個体が発生していることがあり、複数採集できる年には大発生する傾向があり、通常最盛期でも1~2匹程度の採集しかできない生息地でもこの9月初旬20~30匹が容易にネットインできることからシルビアシジミに興味のある方は下調べをかねてみる価値はある。

2018年8月14日 (火)

ルーミスシジミ

千葉県の清澄山周辺に生息地が点在するルーミスシジミはこれからが本格的な採集時期。ルーミスシジミは暑苦しなると発生木から涼を求めて沢沿いに集団で移動してくる。本当に暑い日中は沢沿いの下草や河原にまで降りて吸水さえしている個体を多くみる。また、沢沿いの土手や林道沿いの下草などにも多くの個体が静止している。このような時には歩くとパラパラと飛び出してくるが、下草などに降りている時には静かに歩き、まず目で静止個体を探し、個体を見つけてもすぐ竿を振らない。このような時は周辺にも静止個体が多くいることがあり、一気にネットを振ると周辺の個体が飛び散ってしまう。周辺を確認していちばん離れている個体から静かにネットを振ることが成果をあげるコツである。飛びたった個体に空中戦でのネットインを試みる人を多く見受けるがルーミスシジミは不規則な飛びかたをし、穏やかに飛翔しているように見えても意外にネットインの難しい蝶である。ネットインが難しいだくでなく、ネットを振り回すことにより周辺に静止している個体を全て飛び散らしてしまう。この種は河原や林道でもこぼれ日が差し込むような空間を好み、広範囲に降りていても集中的に降りている場所があり、このような場所の見極めが成果に大きな差となる。目で探し、ネットの振り方が大切な要素となる。また、沢沿いなどの樹木からの叩きだし採集では長竿を目一杯伸ばしてえださきなどを叩いている人を多く目にするが、このような場合にはさらに高所の枝さきや樹木の裏側に移動してしまう個体も多く、竿を一弾短くしての叩き出しがベストであり、静かに叩けば近くか下方の枝さきに静止することから、一段竿の余裕もありネットインが容易になることが多くなる。一番気をつけなければいけないのはネットインからの取り入れである。ムラサキシジミやオナガシジミなどと同様に非常に触角が折れやすく、腹部の方から慎重に取り入れすることが大切である。それでも触角が折れてしまうことがあるので破損個体なども交換用に確か捕獲し、触角が片棒途中などで折れた場合は1本の触角を取り替えるのではなく、頭ごと取り替えると不自然差がない。 蝶屋のルーミスシジミ採集ツアーは9月1日~2日です。参加希望の方はまだ申し込みが大丈夫です。詳細問合せや申し込みは090*9209*6702 柿澤まで。

2018年8月13日 (月)

ヤマキチョウ

夏場の蝶が各種不調の今年は狙えば久しぶりに採集チャンスの可能性が高いなのはキベリタテハ。今年は各地広範囲に生息が確認されている。ヤマキチョウも同様に採集者が多いがキベリタテハより採集確立が低く、ネットインしたという人は少ないようである。しかし、個体数は採集者が認識しているよりは多く、目撃さえないということはヤマキチョウの習性と気象状況にある。ヤマキチョウは暑い夏は仮眠すると言われているが、私が知る範囲では仮眠することはない。ただ、日中暑い時間帯は活発に活動することはなく、風通しのよい草地などに潜りこんでいる。朝夕は吸蜜活動などに活発化するが、何処でも出会えるという可能性は低くく、日中休んでいる草地周辺で多くみられる。希に暑い日中、空間を素早く飛翔している個体を目撃することがあるだろうが、余程タイミングが会わないとネットインすることはできない。日中狙うなら林道沿いや小道脇などに空間があり、比較的背丈のある下草などの日陰かある場所。多少涼しい日中ならアザミの花を探し待機する。暑い日中、日影もない草原などでの待機は耐え難く、20~30分が我慢の限界であろうが、そこら辺は各自の執念と対策の考え方である。ヤマキチョウは草原や林道沿いを無造作に飛翔しているように感じるが、何回か観察していると蝶道まではいかないまでも飛翔コ―スはある程度決まっていることから、狙ってネットインができる場所がある。採集者の多い北富士演習や本栖高原、八ヶ岳山麓などにもこのような飛翔コ―ス、活動範囲などがあり、北富士演習場などには暑い日中、暑さを避け、涼しい草地に潜る場所なども特定されていることから、このような草地を静かに歩くと、潜っていた個体が驚いて飛び出すがすぐ近くの草に静止する。比較的個体数が多い生息地としては北富士演習場や本栖高原、大河原峠、美濃戸周辺などは狙い目である。

2018年8月10日 (金)

キベリタテハ

オオゴマシジミが局地的には二桁採集ができたものの、大半の生息地が不作な今年は、昨年の豪雨、今年の猛暑と雨不足など多くの原因が考えられる。春先から各種発生が早く、初夏から夏場にかけても春先同様に発生が早い種類と逆に発生が遅れている種類とがある。また、高温のため活動時間が通常とは異なり、日中むやみに歩き回っても成果があがらない状況てもある。今、採集可能な種類はヒメシロチョウ、ヤマキチョウ、スミナガシ、キベリタテハ、エルタテハ、ルーミスシジミ、ムモンアカシジミ、アカセセリ、アオバセセリ、ベニヒカゲなどの他ゴマシジミの観察なども可能な季節である、しばらく不作な年が続いていたキベリタテハは昨年から回復傾向にあり、昨年は北八ヶ岳周辺では採集確立が高かった。今年は長野県、新潟県、山梨県などの各地ですでに発生、採集されていることからこれから本格的なシ―ズンを迎えて楽しみである。キベリタテハは私の見識では3回に分かれて発生する、一番早い発生は7月20日前後、2回目は8月初旬、3回目は8月下旬である。最初の個体群は標高1000m前後で羽化し、3日から1週間前後から涼を求めて標高をあげ、大半標高1300m前後の林道などに留まり活動をする。2回目の個体群は個体数も多く、初回の個体群と同様に標高をあげていくが、さらに高標高の尾根筋まで上がる個体など標高1300m前後から尾根筋まで広範囲に活動場所が広がり、キベリタテハ採集の狙い目となる個体群てもある。最後の発生個体群は羽化後一気に標高を尾根筋まであげ、登山道沿いのキリンソウやマツムシソウなどの花からタテハ類で珍しい吸蜜活動をし、岩の隙間や避難小屋などで越冬する個体群である。キベリタテハは林道沿いなど広範囲に活動しているが、林道沿いなどでも沢との出会い、駐車場周辺など集まる場所を見極めるのが採集成果をあげるコツである。また、キベリタテハはトラップ採集も効果的で、パインのざく切り、ももやブドウを潰して置くと飛来機会が多くなる。人家の壁や庭先、駐車場などを活動場とする個体も多く、十分な配慮は必要である。比較的容易な採集場所としては入笠山、北八ヶ岳の唐沢鉱泉から大河原峠間の林道沿い。奥只見湖周辺、秋山郷の秋山郷林道、苗場山登山口、大菩薩山系の日川林道、焼山林道、一之瀬高原、宮田高原などが狙い目となる。
蝶屋の忘年会は12月1日‼ 1時~6時半。7時~二次会。忘年会会費=6000円 二次会=5000円。         2時からの好評のオ―クションには約400点前後の出品物があり多いに盛り上がります。参加、オ―クション出品は、標本、生き物、採集・飼育材料、写真、文献など昆虫関係ならワシントン条約、県、国の採集禁止種以外なら出品可能です。出品希望者は品数をご連絡ください。出品物は販売単位に小箱に分け、品名、販売開始金額、出品者名を明記して下さい。多くの方々の参加をお待ちしています。

2018年8月 3日 (金)

ムモンアカシジミ

猛暑の今年は発生状況の把握が難しい。本来8月中旬に本格的な発生が始まるオナガシジミやムモンアカシジミなどが最盛期を迎えているように、発生の早い種類と逆に発生が遅れている種類と極端である。さらに猛暑で発生個体数が少ない種類も少なくない。すでにキベリタテハやルーミスシジミも採集可能であり、これから何を狙うかが悩ましい。ムモンアカシジミは♀の発生期には先に羽化している♂が枝先で待ち構え、根元などで羽化した♀が幹を伝い枝先に静止した瞬間、待ち構えていた♂が何匹も一斉に静止している枝先から♀に我先に飛び、一番早く♀のもとに着いた♂は即座に交尾をする。このような行動は♀の発生時期には何回もみられる。ムモンアカシジミは朝方静止している枝先に朝陽があたりだすと下草や時には野菜の葉などに舞い降り、翅を開いて日光浴をし、体が暖まるとヒメジュオンの花などからの吸蜜活動に移る。生息地により多少時間は異なるが、大半の生息地では昼前に枝先へと移動する。その後3時前後からホストの樹木の冠部や高所枝先を活発に飛翔行動をする。以前は多数の生息地が点在していたが、農道の舗装化などで蟻の巣が破壊され、生息地は激減している。松本市やみなかみ市、諏訪市、佐久市、茅野市、北斗市、富士吉田市、川俣町、秋山郷などの生息地ではすでに発生が始まり、これから本格的な発生期となる。ムモンアカシジミは蟻が移動するとムモンアカシジミもホストを移動することから、狙いの樹木に見当たらない時は周辺の樹木を探せば意外と簡単に移動したホストを探し当てることができる。ムモンアカシジミは生息地により個体の多きさが異なることが多く見られる種類で、大型化が著しい生息地は川俣町など福島県に多くみられる。今週末の狙い目はルーミスシジミ、ヤマキチョウ、キベリタテハ、ヒメシロチョウなどのほか、オオゴマシジミも生息地範囲内の局地的な場所が把握できれば満足する採集も可能である。

2018年8月 1日 (水)

オオイチモンジ

今年の北海道は昨年のオオイチモンジ♀の大発生で採集者も多く、半月、1ヶ月と本州から車で採集に長期滞在する人も多く、各ポイントには夜明け前から場所取りをする人達で溢れかえっていた。今年の発生状況はなんと言ってもクロオオイチモンジの大発生である。過去には私もグレード5の♀など4匹の採集があるが、今回は1日にクロオオイチ16匹という信じられない採集をした。このクロオオイチ大発生はオオイチモンジ発生間際の10日間ほど雨模様の低温が続き、多くのサナギが低温処理されたのが要因ではないかと考えられる。一方発生が♂より遅れる♀は終齢からサナギになりかける時期に低温で多く終齢幼虫が死滅したことで昨年ほどの個体数が発生しなかったのではと私は考えらるが、それでも個体数は通年並みには発生していた。ただ目立ったのは発生初期の個体群は大型個体が多かったが、悪天候が続き急いで蛹化したと思われるダラダラ発生末期の♀は小型の個体が多かったが、この末期に発生する個体群のなかには驚くような大型個体が混ざるのも特徴である。採集者が殺到し、ポイント争いであったが知られていない、採集者の入っていないポイントでは♀の発生個体数は昨年並みとは言えないが満足すはる採集はできた。  蝶屋の今後の採集ツアーはオオゴマシジミツアー=新潟県、ベニヒカゲツアー=新潟県、ルーミスシジミツアー=千葉県、クロコノマ赤班型ツアー=静岡県、キベリタテハツアー=山梨県&長野県、奄美大島ツアー、久米島ツアー、マレーシア・ランカウイ島ツアーなどが予定日されていますので参加希望者は詳細をお問い合わせください。090*9209*6702 柿澤まで。 蝶屋の忘年会は12月1日の開催となります。

2018年7月25日 (水)

黒オオイチモンジ

今年の北海道は発生が遅れぎみで、通年7月中旬には発生しているオオイチモンジの♀が20日過ぎても目撃すら難しい発生状況。しかし、♂は20日前後まで最盛期で個体数も多く、しかも黒オオイチモンジが大発生。昨年の♀の大発生で今年は採集者も多く、採集ポイントと思われる地点にはほとんど早朝から陣取り合戦模様であり、私たちのようにホテルで朝食を楽しみ、8時前後に出発というグループにはとても太刀打ちできない採集ポイント争いである。採集ツアー参加者はオオイチモンジも採集希望種であるが、クモマベニヒカゲやコヒオドシなど長野県では採集禁止種類を始め、北海道特産種なども採集したいと北海道初採集の参加者も多く、午前中は連日五目採り採集である。当然午後からのオオイチモンジ採集では採集ポイントには早朝から陣取りした人が張り付き、立ち寄る隙間もない状況であり、私たちメンバーは他の採集者さが見たら、こんな場所で何を狙っているの?、こんな場所でオオイチモンジを狙っても無理だよ!と思われるらような場所であるが、♀の発生は他の地域より早く、個体数も他の地域にも負けない個体数が発生している私独自のポイントでの採集となる。こんな他の採集者の知らない採集地が4ヶ所あり、ツアー参加メンバーは分散しての採集である。今年の黒オオイチモンジの大発生は、オオイチモンジ発生間際の時期に10日前後雨など悪天候で低温が続き、羽化直前での蛹が極端に冷やされたことが黒オオイチ大発生の要因ではと私は判断したが。今回のツアーでの採集成果は黒オオイチ・グレード1~2が24匹。グレード3が13匹。グレード4が11匹でした。♀は発生初期ながら32匹の成果でした。♀は今週末あたりから最盛期になり個体数が増えると思われるが黒オオイチの発生個体数は、発生初期の低温で冷やされた蛹は発生が終わってしまい、ネットインされなかった個体は破損個体が大半であると、また、遅れぎみに発生している♂はノ―マルマな個体が大半である。♀の最盛期は今週末からと思われる。これだけ黒オオイチの発生個体数が多かったということは♀の黒オオイチの可能性が見込めると期待している。今年は偶数年であり、クモマベニヒカゲも狙えば採集可能である。

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