北海道採集ツアー!!
7月20日〜25日、参加者6名での北海道大雪山麓採集ツアーは無事終了した。
大雪山山麓は昨年の豪雨による爪痕が凄く、何本もある林道は橋の崩落、林道崩壊、土砂崩れなどでまともに最終地点まで行き着ける林道はわずか1本しかないという状況
しかも今夏は雨が降らない日が続き、未舗装の林道では車が通ると全く周囲が見えなくなるほどの砂ぼこり
水不足で花も咲かない状況を1番感知するのは昆虫類で、蛹から羽化を始めない。
さらに昨年大発生したオオイチモンジはこの種に限らず、大発生した翌年は極端に個体数が減少するというパターンにはまり、目撃することさえ困難な状況に加え採集者が殺到しているという悪循環
大発生の翌年は個体数が減少するという理由は、大発生の時には♂が♀を探しやすく、交尾しやすいことから♂が必死に♀を探すこともないことから交尾できない♀も多くなる。また、♀が他人[他蝶?]任せで産卵行為も真面目にしないというパターンが考えられる。
そんな最悪な状況の中ツアー参加者は目的のオオイチモンジの♀、クモマベニヒカゲを全員複数の採集ができ、アカベニ、コヒオドシ、大雪山麓でのカラフトセセリ、ヒメウスバシロなどなど、採りたい種は完璧に採り、さらに究極のお土産は、わずか5mほどの至近距離にヒグマが現れたことだ
威圧感があり、牛のようなでかさ
幸い車窓からの目撃であったが、歩いていて出会ったらと考えると・・・
5泊6日の楽しい旅であった
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