オオイチモンジ
信州北アルプス周辺大半のオオイチモンジ生息地ではすでに最盛期を過ぎ末期となっているが、発生の遅い八ヶ岳山系や福島県などの生息地では今が盛りという生息地が点在している。
八ヶ岳山系ではオオイチモンジを含む高山蝶の採集は罰金50万円という規約まであるが、撮影は可能である。
八ヶ岳山系での生息地は蓼科、奥蓼科、白駒池、唐沢、鳴岩川、立場沢、美濃戸など広範囲に生息しているが、個体数は少なく出会えるチャンスはかなり厳しい。それでも福島県檜枝岐村の船岐川、七入、実川、新潟県との県境周辺の生息地よりははるかに可能性は高い。
北海道や上高地周辺などのオオイチモンジ多産地で撮れて当たり前の安易な撮影も楽しいだろうが、たまには極端に難しい生息地での撮影にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
写真は各地のオオイチモンジと黒オオイチモンジG5の標本。
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