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2012年8月 7日 (火)

蝶の小型化

国産種で大型の蝶と言えばナカサキアゲハ、クロアゲハ、オオゴマダラなどが思いつくが、関東甲信越ではクロアゲハやオオムラサキを思い浮かべる人も多いだろう。

とけろが特に夏出現するオオムラサキやクロアゲハなどを筆頭に多くの蝶が小型化している

温暖化と騒がれる以前の個体は、特に♀の個体は本当に大きく、ネットインした時には衝撃を与えられたほどであった。しかし、現在はネットインしてもたいした衝撃もなく、これは間違いなく温暖化の影響で、幼虫期間が短いことからである。
幼虫の大きさが成虫の大きさに比例することから、各齢の期間が温暖化の影響で短いことは、幼虫が脱皮を繰り返しても以前のような大きな幼虫にはならず、蛹化までの体長も期間も短いことが小型化の原因であろうと思われる。

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