天気を読む!
気象庁からではなく気象予想士が天気予報をするようになってから久しく、どこのTVでもそれぞれの予想士が解説している。
当然であろうが、どこも同じ天気予報でさすがに気象図の読み方は一致しているなと感心するが、本当に自分自身で予想しているのだろうか?
基本的には気象庁の予報を参考にしているのではないだろうか?
というのは、蝶やほど天気に左右される趣味はなく、それなりに天気図を読み、独自の天気予報をする人も少なくない。
この天気図なら間違いなく午後には晴れるだろうと読んでも天気予報はどこのTVをみても雨。
とにかく当たらないことの多い天気予報で泣かされた採集者はどのくらいいるだろう。
田舎に行くと、お爺ちゃんやお婆ちゃんが、明日は天気がいいぞ!とか、明日は雨だな!とか即答で答えてくれる。
私も小さい頃は決まった山を見て、雲がかかっている、かかっていないで翌日の天気を読んだものであるが、いまでも田舎の人たちには身近にある山などにかかる雲などの様子で翌日の天気を読むことができる。
採集時、それまで飛翔していた蝶が突然いなくなったり、小雨が降っているのに虫が活発に活動する光景を目にしたことがあるだろう。
これは気圧や湿度の問題で、湿度が高くなると虫は雨が降りだすことを察知し、逆に湿度が下がれば雨があがることを察知して活動を開始するからである。
また、ツバメなど鳥が高く飛んでいるときは晴れ。
低く飛ぶときは雨が降る前兆というのは気圧との関係で、気圧が低いと虫は空中高く飛び、気圧が高くなると虫は低く飛ぶため、虫を捕まえようとする鳥の飛ぶ空中の高さが異なるためである。
私は天気予報が悪くても、自分なりに天気図を読み、ワンチャンス狙いで雨中時に出かけることが多く、こんなときいつも同行してくれる黒沢さんと雨があがるのを車中で待機。
雨上がりの晴れ間には蝶が一斉に活動を開始するため、短時間でありながら、晴天の時より成果があがることが多い。
天気図を読み、ワンチャンス狙いで雨中出かけることが吉とでるか!凶とでるか!
責任は自分でもてばよいわけだから結果はどうあれTVの天気予報をあてにしての動きでなければ納得がいく。
ちなみに黒沢さんとのワンチャンス狙いでは80%前後の成果をあげている。
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天気予報をみて採集をやめたが、当日天気がよく悔しがったというより、天気予報は悪かったがワンチャンスの晴れ間で期待以上の成果をあげた時の喜びは例えようがないほどだ!
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