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2012年10月27日 (土)

ヒメギフチョウ・激減した種パートⅢ

ヒメギフチョウ・激減した種パートⅢ

山梨県にはヒメギフチョウの生息地が点在していたが、現在では大半の生息地が絶滅状態に陥り、今、山梨県ではヒメギフチョウを見ることさえ難しくなってしまった。
この原因は鹿の異常発生で、物凄い数の鹿はヒメギフチョウの食草であるウスバサイシさえ食べ尽くしてしまう。
北杜市の大武川、日向山を始め、増富鉱泉周辺、櫛形山麓の上市之瀬、平林、乙女高原周辺など多産地、希少産地などすべての生息地が鹿の被害にあい、ウスバサイシを探し出すことさえ困難になっている。

ヒメギフ街道とさえ呼ばれる甲州街道沿いに多くの生息地をもつ長野県に入ると、富士見町〜茅野市の間には10ヶ所以上と、まだまだ多くの生息地が甲州街道沿いに点在し、山に入れば、八ヶ岳山麓、入笠山麓、釜無山麓、高ボッチ山麓、高尾山と生息地がひしめき合い、さらに個体数の多い産地も多く、狙うなら諏訪盆地周辺がお勧めである。

地図持参でご来店頂ければ詳細にお教えしますよ。

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