私は[うた]! シルビアシジミを求めて




私の名前は[うた]。私の主人は後藤まる美!
主人は春先から毎週3日も4日も山に蝶採集に出かけるのに私はいつも留守番!

寂しそうに鳴く私を見て反省したのか、 本格的なシ―ズンが終わり、余裕ができてきたのか、9月に入ると私を山に連れていってくれるようになった。

道中はほとんど案内人の柿澤さんの膝にのり、腕で抱かれている。
心配なのは、私がよく食べるからと、柿澤さんが口にする食べ物を片っ端から私に進める。
好意を無にしては悪いからと口にすると次々に食べさせてくれる。
私が食べるからと、あまりの量に糖尿病にならないかと心配でならない。
今日は宇都宮市は少ないねと、採集はNGのさくら市に連れていってくれた。
さくら市のシルビアシジミは天然記念物だからと管理地を見せてくれるという。
私には読めない看板があちこちに立てられている。
でも楽しみにしていたシルビアシジミの食草というミヤコグサの花は何処にも咲いていない。
いつまで歩かせるの?
やっと帰路につき、私は歩き疲れて柿澤さんの腕の中で爆睡!
歩き疲れた私も大変だが、案内人の柿澤さんも大変だ!
[可愛い犬だね]と言われた言葉が夢の中で響き渡る!
「蝶つれづれ」カテゴリの記事
- 人間国宝!(2012.12.10)
- 秘境・秋山郷!(2012.11.12)
- 贅沢な主治医!(2012.11.04)
- 私は[うた]! シルビアシジミを求めて(2012.10.06)
- タナゴ(2012.09.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント