採集友の会
関東地方のギフチョウ初見が昨日22日に相模原市津久井町で2♂、同地区で今日23日1♀採れています。
石砂山で17日発生という情報もありますが、人から人への伝え聞きで、初見者、初見場所などもはっきりしていないのであくまでも参考ということで。
津久井町はスギタニルリシジミ、ミヤマセセリもまだ少ないながら発生が始まり、関東もいよいよという感じですが、以前から心配しているように、生息地周辺では桜の開花、キフジ、マメザクラなどの開花もみられるものの、ギフチョウ最盛期には必ず発芽しているつくしやマムシ草などの発芽もみられず、体感温度と地上温度の極端な違いが読み取れる。
蛹化場所により、陽当たりなど環境の良い場所の蛹は羽化をする。
どこの生息地でも必ず早く発生する個体がこれらの個体である。
今年の傾向として、日中の気温はかなり平年を上回っているが、夜間温度の低さ、夜間温度が10度を越すことがなく、そのため、日中の最高温度は高いものの、朝夕は温度があがらず、すなわち地上温度は体感温度とは極端に違うことになるのではないか。
早い発生に即最盛期と考えず、夜などの最低温度に注意しながら最盛期を読まなくてはならない。
ただ、新潟県など雪国では雪解けが即発生に結びつくので、この地方は発生から最盛期までさほど時間を要しないことも覚えておきたい。
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