タテハ類の♂♀の見極めかた!
大半の蝶は班紋や色調が異なり、♂♀の区別は容易にできる。 しかし、タテハ類にはスミナガシ、キベリタテハ、クジャクチョウ、ヒオドシチョウ、アカタテハ、ルリタテハなど一見しただけでは♂♀の見極めができない種類も少なくない。
翅の大きさ、体の太さなどを参考に♂♀を決めている人も多く、腹部を確認して見極めている人は以外に少ない。
こんな♂♀の判別が難しい種類も簡単な見極め方がある。
採集した個体を腹部側から翅が垂直にた立つように、親指と人差し指で持ち、蝶が真っ正面になるようにして近くでみると、指で持っている蝶の体の幅に蝶の目が収まっていれば♂。
体の幅から目がはみ出すように、体の幅に収まっていない個体は♀である。
しかし、この判別法は採集時から展翅するくらいの間で、展翅して時間が経過してしまうと個体の体も乾燥して縮んでしまうことから判別は難しくなる。
ギフチョウシ―ズンの本格的な時期を迎え、連日ブログ購読者が、採集地の案内や採集方法などを聞きに楽しみに店を訪れてくれる。
私も天気が良いと連日採集に出掛け、夜の営業時間には間に合うように帰宅しているが、交通渋滞などに巻き込まれることも考えられる。
できれば前日にでもご予約を頂き、携帯電話番号などをお知らせ頂ければ、最悪の場合でも無駄足にならないようにご連絡ができる。
蝶屋営業時間
月曜日〜金曜日
19時〜22時
最長 24時 まで!
新潟県は日本海側の生息地では各種スミレ類が咲き、カタクリは八分咲き、残雪も少なく来週には各地から発生の報告が入るものと思われる。
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