ギフチョウ採集ツアー
今週末の土日から連続的に開催されるギフチョウ採集ツアーは、多産地域の新潟県から始まり、希少産地の福島県、秋山郷村、木島平村と、5月下旬までの土日や祝日などの連休を含むタイミングで開催される。
ギフチョウ人気を物語るように、参加者は申し込みだけですでに述べ50人を越している。
ギフチョウを沢山採りたい人、イエローテ―ル、イエローバンド、コズメアカオビなどの希少な型を求める人などを各ツアーに振り分け、7〜8回に分けての
ツアー開催である。
これらのツアーには舞台やTVドラマ、映画などで人気沸騰の内野聖陽さんや七瀬なつみさんなどの参加希望もあり、ギフチョウ採集をしながら山中で山菜の天ぷらパーティーを楽しみにされている。
また、今年は大人ばかりのツアーではなく、奥本先生主宰のファ―ブル会の子供たちにも門戸を解放し、二家族の参加もあり、通常夜は昼の採集の話題などで宴会が盛り上がっているが、子供参加の場合は要望があれば展翅教室なども開催している
子供と話をしていると、ごく当たり前で改めて考えることもないような質問もあり、原点に戻らされるような新鮮な気持ちになることもある。
ギフチョウ採集では我々大人より子供の方が、飛翔するギフチョウの発見がはるかに早い。
というのは、大人は地上スレスレに飛翔するギフチョウは上から目線になり、地上の落ち葉などと色彩が一致すること、枯れ葉に擬態していることから発見に時間がかかるが、子供目線では飛翔するギフチョウは地上との間に空間かあり、空間を飛ぶギフチョウを容易に見つけだすことになる。
今年の私は希少生息地の山梨県市川三郷町、なかでも旧市川大門町と長野県下伊那郡での希少個体群を求めて8日間出向き、両地域で予想を上回る成果をあげることができた。
この両地域での採集も終わり、これからの狙いは長野県木島平村、山之内町、秋山郷村などから福島県西会津町、柳津町、三島町、金山町、只見町と希少産地での採集となる。
当然採集ツアーがメーンとなるが、ツアー開催時にはガイドに徹しなければならず、個人的な採集は平日の日帰り採集となる。
これからが本格的なギフチョウシ―ズン となる生息地域も多く、まだまだギフチョウ便りで一喜一憂する日が続くことだろう。
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