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2013年5月27日 (月)

ギフチョウ

豪雪地帯のギフチョウは連日の高温続きで一気に発生、終盤へと進み、採集期間が極端に短くなっている。
福島県では雪解けを促すように樹木の芽吹きが始まったと思ったら、あっという間に生い茂り、枝の間から先が見えないほどになり、樹木の間をギフチョウが飛翔できない状況である。
この状況は秋山郷など他地域でも同じ。
福島県金山町では3生息地のうち2生息他はすでに終わり、残り1生息地は個体数が少なく、採集困難な地域であるが、まだ新鮮個体が狙える。
只見町には4生息地が点在しているが、一ヶ所が発生初期で残りの生息地はまだ未発生である。
長野県栄村の野々海はゲ―トが解放され、野々海池手前までは通行可能。
秋山郷には10ヶ所以上の生息地が点在しているが、すでに大半の生息地は終わっている。
発生の遅い切明温泉から奥志賀高原への基点付近も一気に発生し、高所へと散らばってしまって、ギフチョウとの出会いさえ難しくなっている。
しかし、鳥甲山などの標高1200m以上の生息地では最盛期や発生初期の生息地もみられる。
この時期のギフチョウは春先に発生する個体群とは異なり、林道や空間を穏やかに飛翔することは少なく、朝から林内を活発に飛翔し、林縁のスミレなどに吸蜜に飛来し、林縁や林内の木漏れ日が差し込むような場所で穏やかに飛翔し、採集しやすくなるのは2時前後からである。
豪雪地帯の生息地では、採集する林内は一面残雪に覆われていても、尾根沿いでは発生が始まっていることから、雪の上での採集が楽しめるのも今ごろから。
朝から一気に気温が上がり、ギフチョウの活動も活発になることから、この時期のギフチョウ採集は気温、風などを考慮し、林道であったり、吹き上げピーク、林内などを設定してのセンスが問われるギフチョウ採集である。

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