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2020年6月 6日 (土)

イチモンジチョウ

イチモンジやアサマイチモンジには個体変異が多く見られる。極端に言えば黒化傾向が著しくみられる黒イチモンジ、白化傾向が強く、白帯班が著しく発達した個体。さらに極端に大型化した個体。黒イチモンジでは新潟県大杉千本が昔から有名であり、小学校分校の前から林道に入るとすぐ人家が2軒あり、さらに林道を進むと二俣になり、どちらに進んでも池があり、その池周辺までの林道がポイントであった。この当時は行けば白帯がほとんど焼失した個体をえる可能性が高かったが、この分校も人家ま撤去され、林道も整備されてからは極端に黒化の進んだ個体は見られなくなってしまった。最近では長野県秋山郷で著しく黒化の進んだイチモンジやアサマイチモンジが見られる傾向が強い。秋山郷ではこの2種のほかホシミスジやコミスジなども後翅下白帯班が消滅する個体などミスジ類は全般的に黒化の進んだ個体が多いが、秋山郷ではミスジ類が極端に個体数が少ない。さらに、この地域のミスジ類は他地域と異なり、飛翔スピードが極端に早くネットインもままならない。また、イチモンジの黒化個体の出現率が高いのは長野県飯田市の遠山郷も同様で、この地域ではイチモンジのみでなく、多産するミスジチョウもほとんど白帯班が消滅している真っ黒い個体なども稀に姿を見せ魅力的な地域である。大型個体の生息地としては福島県猪苗代湖町の磐梯山山麓や福島県柳津町の大谷峠なども大型個体を産する生息地である。ミスジ類の黒化型、白化型、大型個体などは生息地にこだわることなく、他種の採集時などに注意深くみていると割りと目にすることも多く、イチモンジか、ミスジかと軽く流さず興味を持ってみてみたいものである。

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コメント

毎年、庭で発生しているが春型は見てない。夏の頃に2,3頭目にする。ゼフの季節になり平地のアカシジミに似ているのがビロードハマキガだブナ科がないのに蛾が飛んでいるとついドキッとしてしまう昨日2頭採集食樹はヤブニッケイだアオスジアゲハがひっきりなしに飛んでくる今日も暑

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