« イチモンジチョウ | トップページ | 私は蝶になる »

2020年6月10日 (水)

チョウセンアカシジミ

1591578691147

春先の発生が早かった時期から3月下旬から4月上旬の寒波で各種発生が遅れぎみになり、チョウセンアカシジミも発生が遅れている。この地域の生息地を徹底的に調査した時点では30ヶ所以上の生息地を発見し、転戦しなくても1生息地で満足できる採集ができた。当時は採集者もほとんど見かけることもなく、地元の方々も親切でお茶などをご馳走してくれるほど好意的な方々が多く、庭先や耕地脇での採集に手土産を持参するほど親しくしていただいた。関東甲信越の蝶採集・観察マップに生息地を記載してから一気に採集者が殺到するようになり、採集地の大半が人家や農耕地周辺であることから、地元の方々や農作業をする方々に迷惑をかけないようにマップにも注意書きをしたが、早朝から人家の庭先に入り大声をあげての採集や、ご老人が楽しみにしている人家周辺の耕地に踏み込むなど自分本意な採集が頻繁し、塩新町などは採集禁止に。さらに庭先や耕地周辺の発生木であるデワノトネリコなどは多くが伐採された。最近は私が書いてしまったと反省しているが蛹採集がひどく、多少の蛹を持ち帰るならわかるが、オオムラサキの幼虫採集同様に食樹の根元の枯れ葉など一網打尽に持ち帰られることから生息地消滅さえある。確かに蛹採集も採集方法のひとつではあるが、モラルのある採集をお願いしたいものである。長岡市、周辺の市町村の生息地は地元在住のF氏とS氏との放卵から始まった生息地がほとんどであり、以前からこの地域に生息していた生息地は3ヶ所のみであり、山形タイプ、岩手タイプ、以前からの新潟タイプの3タイプのチョウセンアカシジミ、これからも多くの人が採集を楽しめるよう、採集がいつまでも楽しめるように生息地を大切にしていきたいと思うのは私だけではないだろう。

« イチモンジチョウ | トップページ | 私は蝶になる »

コメント

いつも貴重な情報、誠にありがとうございます。
新潟中部の一部地域でチョウセンアカシジミが採集禁止ということで、もしもよろしければ「塩新町など」の「など」に含まれる具体的な地名について教えていただけないでしょうか。
さらにもしもよろしければその情報がどこに書かれているかなども合わせて教えていただけますと、私を含めこちらのブログやマップでポイントを確認している人がこれ以上のトラブルを回避できるので、どうかご検討ください。
何卒宜しくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« イチモンジチョウ | トップページ | 私は蝶になる »