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2020年6月 4日 (木)

アサマシジミ

そろそろアサマシジミのシ―ズンが到来する。長野県が条例で採集を禁止されていることから山梨県や群馬県などに採集者の目がむくことは必然である。私が知る範囲で山梨県には北杜市に9ヶ所、韮崎市には7ヶ所のほか、甲州市、笛吹市、芦安、富士河口湖町、富士吉田市、笛吹市などなどに40ヶ所以上の生息が点在している。さらに群馬県にも6ヶ所と生息地は多い。アサマシジミは人気も高く、以前私発行の[関東甲信越の蝶採集・観察マップ]に何ヵ所か記載したが、心ないマニアに幼虫採集を、幼虫採集を否定する訳ではないが、以前は終齢幼虫のみの採集であったが、最近は弱齡幼虫まで根こそぎ持ち帰られ生息地が絶滅まで追い込まれている産地も少なくない。また、新潟県のオオルリシジミも生息地のクララの産卵されている穂先のみでなく、クララを根ごと抜かれるなどやはり生息地の絶滅にという状況で、両種類とも採集希望者も多いことから、生息地の保護という気持ちから、採集マップへはこの2種類の生息地は記載しないことにしている。アサマシジミは6月初旬から発生の始まる生息地から6月下旬の発生地まで比較的長く採集可能である。さらに天候に左右さるずある程度悪天候でも採集できる。小雨状況ならススキなど雨露の溜まらない細い葉を好んで静止場所と選び、また、根元に空間のある多少太い草の茎などに静止している個体も見られる。アサマシジミというと草地と思い浮かべるだろうが、確かに草地にもいるが草地縁などに比較的多く、草地の場合は食草、ナンテンハキが自生する周辺の背丈の低い場所を好んで活動場所としている。朝夕は好天なら草地や周辺を軽やかに飛翔しているし、歩けば飛び立つ個体が多いが、暑い日中には活動も鈍り静止している個体も多く、草地の上などをネットで軽く風圧を与えながら歩く。さらに♀は生息地内の多少大きな木の根元の空間に静止している個体も少なくないことから、アサマシジミでは考えずらい木の根元も叩いてみたい。好天の日にはネットで探し、雨天の時は目で探す。これがアサマシジミの採集成果があげる採集法ではないかと。

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