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2020年10月11日 (日)

ウラギンシジミ

本格的なシーズンが終わり、すでに納竿している人も少なくないだろうか。ちょっとマニアックになるが10月、11月に変異が見られる面白い蝶がいる。この時期に極端に変異が出るのがモンキチョウ、ヤマトシジミ、ミヤマシジミ、ウラギンシジミ、クロコノマチョウ、ウスイロコノマチョウ、キタテハなど。沖縄や先島諸島では2月下旬まで多くの種類が低温期になるが、中でも上翅先端の三日月型の黒班が鳥型になるクロテンシロチョウ、♀の表面に青鱗が出現するアオタテハモドキ、上翅先端が尖り、裏面の丸状紋が消失するタテハモドキ、♂の黒班が消失し、よくカワカミシロチョウと勘違いされ、♀は黒班が以上に発達するナミエシロチョウ。上翅の先端が尖り、特に♀は黒化が著しいツマベニチョウ。翅の表面、裏面の黒点班が消失し、表、裏灰色一色になり、初めて目にすると新種かと勘違いするヤマトシジミなどなど、先島諸島での低温期型は書き出したら切がないほど多くの種類に変異が見られる。1番この変異が見られるのは2月から3月上旬である。話をもとに戻すが、モンキチョウは11月まで活動しているがこの時期の個体は黒化が著しく発達し、その黒化に個体変異が見られる。ヤマトシジミは♀の真っ黒い翅表面に青鱗が出現し、これも個体変異があるが、中には一面青鱗に覆われる個体さえ見られる。同様な変異が見られるのがミヤマシジミ。この種はさらに赤点班が黄色や白点班に変化する個体さえ見られる。ウラギンシジミは上翅先端が著しく尖り、♂の赤班、♀の青班が多少広い個体も見られる。ウラギンシジミは♀を狙って採集するのは難しいが静岡県焼津市周辺には大半が♀という生息地も点在する。お勧めは藤枝市谷稲葉。集落先から第2東名辺りまでの林道沿いに多くのウラギンシジミが生息し、大半が♀。さらにこの辺りにはクロコノマチョウも生息し、林道を詰め、第2東名辺りから林道行き止まりまでの間にはサツマシジミも生息している。クロコノマチョウ、ウスイロコノマチョウ、キタテハはこの時期、裏面が個体ごとに変異が見られる。何か1種類に絞り個体変異を見比べるのも楽しいと思われる。

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