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2022年10月26日 (水)

ヤマトシジミ

日本で1番個体数の多い蝶はヤマトシジミではないかと。そんなヤマトシジミは春先の1化から始まり11月中旬まで発生する固体の固体変異は生息地にもより異なるし、季節変異も非常に多。飛翔していても蝶マニアがネットを振ることもほとんどないだろうが、この種の変異がある程度分かってくるとネットを振る回数も多くなる。例えば年始めの先島諸島など南方では表面は大半薄い灰色、裏面は黒点班がほとんど消失し、表面より多少濃い灰色に染まる。いわゆる低温期型でおる。ただ久米島や石川県能登半島のような全体的に裏面が白化傾向の強い地域の個体は特に白化傾向が一段と強くなる。また、関東甲信越や静岡県などでは9月下旬から11月にかけて発生する♀は通常表面の真っ黒い翅面に青紫の斑紋が出現し、翅の基部から僅かに放射線状に現れる固体から表面全体が青紫色に覆わられる固体まで多様である。これからの各種採集物のない時期、地域変異と固体変異の多いヤマトシジミをネットインしてみるのも新しい発見ができるのではないだろうか。所詮ヤマトシジミ、されどヤマトシジミである。

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