2013年4月12日 (金)

舞台 根っこ!

舞台 根っこ!
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舞台 根っこ!
今日は七瀬なつみさんが出演する舞台、ア―ノルド・ウェスカ―作【根っこ】の観劇に赤坂RED/THEATERに行ってきた。
[根っこ]は作者ア―ノルド・ウェスカ―氏の後にウェスカ―夫人となる女性の家族を中心に繰り広げられる物語りで、機械化が進み、言葉を交わすこともなく物を買える時代になってしまった今この時代、女性の成長、自立を描きながら、都会と農村の格差、家族、都会から帰郷した娘が、農民の家に生まれながら私には 根っこがないと感じる衝撃から、自分の足ではっきりと歩き出せるようになるまでの成長過程が劇の肝がみどころの舞台であった。
この舞台を見て、私には根っこがあるだろうかと、改めて考えさせられる舞台であり、自分の人生を思い返す機会を与えられた。
それにしても舞台を見る度に役者の記憶力、役になりきれる素晴らしさは真似のできるものではない。
七瀬さんとはこの舞台が終わったらギフチョウ採集にご家族も一緒に行くことになっているが、息抜きもあるだろうが、ギフチョウ採集旅行さえ、何かの芸の時に役立つように自然に吸収してしまうのではないだろうか。

2013年3月29日 (金)

NPO アンリ・ファ―ブル会

NPO アンリ・ファ―ブル会
緊急告知!

ファ―ブル昆虫記の翻訳を始め、多くの出版を手掛けている、奥本大三郎先生が館長の昆虫館【虫と詩人の館】は土日は標本などが無料で見学できます。   館に訪れる虫好きな親子をはじめ、館内での受け付け、質問の応答などはボランテアの方々に応援していただいています。

今回、できれば毎週、隔週でも月1〜2度でも構いませんので土曜日にお手伝いをしていただける方を探しています。
交通費くらいしかお支払いできませんが、奥本先生と酒を飲み交わす機会は多いです(笑)

会館の営業時間は午後1時から5時です。
ボランテアで応援して頂ける方はぜひよろしくお願いいたします。
場所は山手線・田端駅か西日暮里駅徒歩約10分!
文京区千駄木5-46-6

問い合わせ
03-3954-4164 柿澤まで 平日19時から21時

2013年2月 3日 (日)

ファーブル研究大賞表彰式!

NPO 日本アンリ・ファーブル会
虫と詩人の館 館長  奥本大三郎先生のファーブル会の第2回昆虫研究大賞の表彰式が昨日2月2日、虫と詩人の館で開催された。
小中学生を対象にした昆虫研究の発表の場として開催されるこの発表会には標本部門、美術部門、論文部門から構成され、一年間の研究、採集なとの成果が発表されるが、何れも甲乙つけがたい研究成果であり、審査会では各賞を決めるのに非常に頭を悩まされる。

この日は参加者の中に小学5年生ながら、私のブログのファンで毎回楽しみに読んでくれているという少年が声をかけてくれた。     彼はまだ蝶の採集を始めたばかりであるが、今年、初に採集したい蝶はギフチョウだと言う。
さらにウスバシロチョウの黒化型と渋いことを言い、泣かせてくれる。
彼とはギフチョウ採集に行く約束をしたものの、他の参加者もいたことから懇親会でもゆっくり話もできず、また機会があったら標本を見せながらゆっくり話がしたいと期待させてくれる採集意欲に満ちた好少年であった。

表彰式の後の懇親会でも多いに盛り上がり、先生方のサインをお願いする親子や、館の二階にある秘蔵の標本を特別に見させて頂いた親子は、また、新しい刺激を与えられ、今年の採集、研究意欲を掻き立てられたのではないだろうか。
子供たちの虫三昧の楽しい時間もあっという間に過ぎ、名残惜しそうであったが、無事表彰式は終了した。

その後スタッフでの二次会がそのまま続き、最後の三次会は審査委員でもあり表彰式に参加して頂いき、多数の蝶図鑑を出版されている蝶世界の大御所、藤岡先生の自宅でということに成り行きでなり、写真家の海野先生や奥本先生方と自宅にお邪魔した。
蝶の話で盛り上がったあとは藤岡先生のそば談義から始まり、食い道楽など話は絶えることなく盛り上がったが、なんと言っても感動したのは1500箱以上に納められた標本。
私もかなりの標本は見てきたが、これほどまでに綺麗に、見事に整理された標本を見たのは始めてで、これ程蝶の標本をみて感激したことは思い出せないほどの衝撃であり、今日の表彰式に参加された親子以上に刺激を受けたのは私だったかもしれない。。

今年の子供たちの活躍を期待し、またの再会に期待し、私にとっても楽しく、新たな採集意欲を掻き立てられた1日は終了した

2012年12月24日 (月)

ファ―ブル・昆虫研究大賞!

昨日23日は文京区の奥本大三郎先生館長のファ―ブル館・虫と詩人の館が小中学生を対象にした 昆虫研究大賞の審査会があり、実行委員長の私は、写真家の海野さん、昆虫研究の大家・藤岡先生、狂言で人間国宝の山本東次郎先生、まんが家のやくみつるさん、女優の七瀬なつみさん、歌人の馬場あきこ先生、松田邦雄先生、増田先生たちなどに審査委員をお願いした。
今年も小学3年生から中学2年生まで、標本部門、研究論文部門、美術部門の3部門に分けての審査!
出品された作品は甲乙つけがたく、審査は大変な作業である。
それでも何とか審査が終わり、作品はファ―ブル館の一階に展示され、表彰式は1月中旬に開催される。

当店・蝶屋では26日水曜日は今年最後のバイキング開催日!当日は5時より店内在庫標本を2割引きにて販売中!グラス片手に蝶談義に盛り上がりませんか!
2013年度の採集ツアー予定表もできていますので採集計画の情報収集もかねてぜひお立ち寄り下さい。
地図持参の方には各種生息地の案内も可能です。

2012年9月12日 (水)

昆虫研究大賞

虫と詩人の館の主宰・奥本大三郎先生会長のNPOアンリ・ファ―ブル会では子供対象の昆虫採集会、展翅教室などが年間通して開催されている。

小学生から中学生を対象に、一年間の昆虫採集の標本や研究などの発表の場として、アンリ・ファーブル会では締め切りを11月、審査を12月、表彰式を1月というスケジュールで、研究発表の場として多くの子供たちの出品者を募集している。

表彰式は標本の部、研究の部、美術の部などにわけ、審査委員長・奥本大三郎先生、審査員には写真家の海野和男先生、蝶類研究家、多くの図鑑を出している藤岡先生、歌人の馬場あきこ先生、人間国宝・狂言の山本東次郎先生、まんが家のやくみつる先生などのほかにも女優の七瀬なつみさんに交渉など、ファ―ブル会の理事を勤める私が、会の皆さんのご協力を得ながら主催に向けて審査員のお願いを初め奮闘している。

参加資格は小・中学生なら誰でも応募できるが、あくまで自分が作った標本や研究など、大人の手が入っていないものである。

詳細は後日、アンリ・ファーブル会のホ―ムページで募集要綱などが提示されるので参考にされたい。

NPO 日本アンリ・ファーブル会はこちら

虫好きのお子さまをお持ちの方はぜひこの大賞に出品されてみてはいかがだろうか!

先生たちに誉められると子供たちはより一層熱が入ると思われる。

2012年9月 4日 (火)

フラダンス!

9月1日・2日に、後楽園の近くにある文京シビック大ホ―ルに於いて第10回「フラ・フェスタin大江戸」という、フラダンスの10周年記念イベントが開催された。
フラダンスと言えば昔、福島の常磐ハワイアンセンタ―ができたばかりのころ、まだ炭鉱のなごりのボタ山が入口横にあった頃見たくらいであった。

当時はまだ若く、タヒチアンのあの激しい腰の振り方には度肝を抜かれたことを今でも覚えている。蝶採集にほとんど同行している後藤まる美さんがフラダンスを習っていることから昨年このフェスティバルを見に行ったのが何十年ぶりかのフラダンスとの邂逅であった。後藤さんが所属し習っているのは、エレガント フラ・ロケラニの芝山千鶴子先生。今回、このチ―ムから出演するのは15名であるが、全出演は38チ―ム 390人、全51曲 という、いろいろなチ―ムが踊る壮大なフェスティバルであった。

フラダンスと一口に言ってしまえば単純であるが、同じ曲を同じチ―ムの人たちが同じ振り付けで踊る訳だが、手と足だけで踊っている人、体中をしなやかに動かし、指の先にも神経が行き渡っているのではないかと思えるほど微妙に指先まで一体になっている人まで、同じ振り付けでも千差万別である。
特に後藤さんたちのチ―ムは素人目にみてもかなり難しい振り付けのように感じた。

蝶採集にゴルフ!フラダンス!さらに夜は大好きなお酒はやめられない!!という後藤さんが、五曲もの振り付けを覚え、踊りきるのには頭が下がる。本人の努力も並大抵ではないし、蝶仲間同様にフラダンスに於いても、仲間に恵まれているからこそだろう。

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舞台が終了した後はお待ちかねの合同二次会!
先生をいれての総勢女性16名に、我々男性陣6名!
けいちゃんやななさん、ゆうこさんと顔馴染みの方もいるがほとんどが初対面!
年齢差などがあってもそこは趣味の世界。
張りつめていた気持ちも無事舞台が終わり、皆晴れやかな顔で乾杯


連日のように蝶を求めて野山を駆け回り、出会うのはカモシカにシカやサルであったり、時にはクマとも顔を会わせるのが通常の我々にも、優雅に、時には激しいタヒチアンに身を委ねて過ごす時間も必要であることを感じさせてくれた。

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