クロシジミ
クロシジミ、各種ゼフィルス、オオムラサキ、オオヒカゲ、ホシチャバネセセリ、ヒメヒカゲ、ウラジャノメ、アサマシジミ、オオゴマシジミ、オオイチモンジ、ベニヒカゲ、オオウラギンスジヒョウモン、アオバセセリ、ゴマシジミなどなど何を狙う、ということになるだろう。
7月10日前後からは山梨県や静岡県のクロシジミの発生が始まる。
山梨県には生息地が多く、精進湖、本栖湖を初め、本栖高原には3ヵ所が点在し、静岡県には田貫湖、朝霧高原には2ヵ所、上井出に4ヵ所、北山に3ヵ所、富士吉田市に1ヵ所、山中湖村に1ヵ所、そのほかにも長野県白馬村、新潟県奥只見、銀山平、恋ノ岐川流域、さらに発生が始まっている埼玉県など関東甲信越エリアには多数の生息地が点在している。
多少の地域変異はみられるが、1生息地内での個体変異がみられるのは山梨県の本栖湖から本栖高原一帯。
両極端の白型、黒化型を初め、3〜4タイプの変異がみられるように、富士山麓では比較的個体変異がみられる生息地が多い。
クロシジミは朝からヒメジュオンなどに吸蜜活動に飛来している個体が多く、この時間帯は♂♀が吸蜜しているので採集しやすい。
吸蜜活動が終わると、♀は周辺の草や低木の枝先などに静止している。
また、♂も♀同様な行動をみせるが、午後になると次第に高所の枝先に移動し、3時前後からは樹木の冠部上空で激しくテリトリー活動を始める。
お勧め採集地は本栖高原一帯で、同時期にホシミスジ、ホシチャバネセセリ、ミヤマカラスシジミなども楽しめ、稀にゴマシジミとの出会いもある。
高原でクロシジミ生息地を探すには、地面から安山岩などが露出し、クロオオアリが生息していることは最低条件。
クロシジミ探索はゴマシジミやヤマキチョウ採集時のように暑いので水分補給は十分に。
なお、静岡県上井手周辺は採集禁止の地域もあるので要注意。
7月の採集ツアー予定。
北海道採集ツアー=3泊4日、オオイチモンジ、ベニヒカゲ、クモマベニヒカゲ、コヒオドシほか五目採り。
オオゴマシジミ採集ツアー=1泊2日。 2〜4産地。
採集ツアー参加希望者は詳細をお問い合わせ下さい。
TEL 03*3954*4164
FAX 03*5982*1991
なお、7月&8月は平日店を急に休むことがありますので、ご来店される方は事前にご確認下さい。
今週は体調悪化もあり休みます。
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