人間国宝!





今回は狂言関係者以外の先生の後援者やお世話になっている方などプライベートな知人のみ350人。NHKアナウンサー・葛西聖司さんの軽妙な司会で始まり、最初のご祝辞は歌人・日本芸術院会員の馬場あき子先生。
馬場先生とは蝶を歌いたい、酒を飲む蝶を歌いたいと、数年前に沖縄へフタオチョウやコノハチョウなどを観察に案内したのが本格的に親しくさせて頂いた始まり。
80才を越えるのに沖縄では夜、35度の泡盛古酒をロックで飲まれ、とにかく驚くほどお元気で、いつ会っても驚かされる。
北海道から九州、韓国からもお祝いに駆けつけられた方々の挨拶が続き、乾杯!
立食のパーティーではステージ前の席に馬場先生に呼ばれ、ご一緒させて頂いたが、周囲で杯を傾け、談笑する方々はとにかく別世界の人たちだ。
さらに馬場先生の元には次々と著名人を初め多くの方々が挨拶に訪れ、その度に 「私が蝶を読む時の師匠、蝶屋の柿澤さん、・・・」と紹介され、こんな席に同席していていのだろうか?と。
スクリーンには東次郎先生の幼い頃から現在に至るまでの写真が、司会者の葛西さんと東次郎先生の解説で次々に映されていく。
また、先生の挨拶では幼い頃の厳しい稽古などから、想いで話や公演中に停電になったエピソードなどのほか、幼い頃の厳しい稽古に逐われるなか、窓の外を飛ぶ蝶をみて、その先には自由な楽園があるのだろうと、蝶を追いかけるきっかけや未だにその楽園を探し求めて蝶を追いかけているなどの話もあり、パーティーは凄い盛り上がりをみせていた。
山本東次郎先生とは沖縄を初め、毎年何回か採集にご一緒させて頂いているが、とにかく健脚で、お目当ての蝶がいれば、思わず私が声をかけるほど危険な、急な崖なども軽やかに登ってしまう。
「狂言で鍛えた体力で蝶を追いかけているのか、蝶を追いかける体力で狂言をしているのか?」と私が聞いたことがあり、先生の著書にもその言葉が、「私の蝶友の言葉では・・」と引用されているが、とにかく蝶採集時の先生の行動力には驚かされる。
6時から始まったお祝いの会は、予定時間を過ぎた9時過ぎまで盛り上り、最後は山本会のメンバーによるお祝いの唄いでお開きになった。
会場出口では先生ご夫婦でのお見送りが、その時二次会のお誘いがあり、ホテル13階のバ―で、先生抜粋の20名弱で二次会が。
この席も参加者はそうそうたるメンバーで、11時過ぎまで再度盛り上がった。
写真は式次第!
祝辞の馬場先生!
祝辞の韓国の芸術人!
唄いの山本会の方々!
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